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【貿易実務検定C級】に独学で合格。難易度、合格率、テキスト、学習方法について。

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貿易実務検定 情報・知財・貿易
この記事は約13分で読めます。

 
 この記事では、貿易実務検定C級の難易度、参考書、勉強方法、使用テキストについて書きますね。なお、以下の方に参考になるかもしれません。


  1. 貿易関連の資格を知りたい方。
  2. 貿易実務検定って何?
  3. 学習の方法やテキストは?



どらねこ
どらねこ

貿易関連の資格はあまりないかもにゃ~

同僚
同僚
 

貿易初心者には、良いかもね。

上司
上司

通関士とはどうちがうの?


 
 私が、この試験を受験しようと思ったきっかけは、輸出入の部門に異動になったときに貿易関係の知識を早急に習得する必要があり、せっかくだから資格学習をしようと思ったことがきっかけです。


 私は資格学習が好きなのですが、それは自分の知識や学習がどれくらいの水準にあるのかを明確に知ることができるからです。

 
 あと、モチベーションも継続しますしね。まあ、なんでも資格を取得すれば良いというわけでありませんが、結果が出るということはその後の学習意欲も増しますからね~。 


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貿易実務検定C級の概要

 

貿易実務検定について


 
 貿易実務検定は日本貿易実務検定協会が実施している試験です。あまりメジャーな資格ではないかもしれませんが、輸出入に関わる方ほとんど知っていると思います。以下、参考までに抜粋致します。

 平成10年3月に第1回試験が実施され、平成30年5月の時点で約20万人方から受験申込を頂いており、唯一メジャーな「貿易実務検定」試験として受験生の方々に認識していただいております。

 「貿易実務検定」は、学生の方から貿易・産業界の第一線で活躍されている方まで、幅広い受験者層が特長です。貿易・産業界においては単なる推薦ではなく、「貿易実務検定」試験のプログラムそのものを採用するところもあります。

 具体的には、商社・貿易関連組合・人材派遣会社などにおいて、検定プログラムに準拠した研修等が行われています。

 「貿易実務検定」の学習を通して、実際に役立つ貿易実務を体系的に身に付ける事ができます。

 「貿易実務検定」は、貿易実務を体系的に学習しやすいように、それぞれのレベルに応じたステップを設け、ステップごとに何が重要な事柄かを理解できるように構成されています。


出典:日本貿易実務検定協会HPより引用

https://www.boujitsu.com/introduction/features


 少し長い引用となりましたが、貿易関連の資格として、初心者がトライするには丁度良い資格となっていますし、持っていると素人ではないことが明白なので一定の評価もあります。


 貿易実務の仕事につきたい、あるいはこれから就こうとしている方は、まずは貿易実務検定C級から始めると良いと思います。

 

 貿易実務検定は、A級、B級、C級の区分があり概要は以下の通りです。

  A級 B級 C級
レベル 概ね、3~4年以上の
実務経験のレベル。
概ね、1~3年以上の
実務経験のレベル。

概ね、1~3年以上の
レベル。

科目と配点

貿易実務:200点
貿易実務英語:150点
貿易マーケティング:100点

貿易実務:150点
貿易実務英語:100点
貿易マーケティング:50点
貿易実務:150点
貿易実務英語:50点
合格基準点 各回毎の基準点
(3科目の合計)
3科目の合計210点(70%)
を基準として試験委員長
の定める点

2科目の合計160点(80%
を基準として試験委員長
の定める点

出典:知的財産教育協会HPの内容をもとに作成
https://www.boujitsu.com/introduction/detail

通関士試験との違い


 
 ここで、通関士との違いについて少しふれますね。まず、通関士ですが、こちらは国家資格です。以下概要です。

 

通関士とは

 個人や会社が海外から物品等を輸入する場合、規制対象品かどうかの判別、関税の納付のために、税関に申告する必要があります。

 ただ、輸入する品目によって税率が変わるため、それがどの品目に属するのかを法律とつきあわせて判別して、適正な申告書類を作らなければないけません。(正しく申告しないと脱税、不法輸入になります。)

 ただ、専門知識や経験が必須なので、商社や大手物流企業でない限りは、通関会社(通関士が所属する会社)にこの業務を委託しています。

  
 
 税関のHPも参考までに。結構やわらかい感じの文章ですが、税関のチェックは本当に厳しいです。

 

 関税関係法令以外の法令により、輸入に際して許可・承認等を要する貨物である場合には、税関の輸入許可を受ける前にこれら法令の規定する許可・承認等を受けておく必要があります。

 税関は、輸入(納税)申告があると、書類の審査及び必要な検査を行い、原則として輸入者が関税等の税金を納付したことを確認した後、輸入を許可します。

 輸入申告は、貨物を輸入しようとする者が行うことになっていますが、財務大臣の許可を受けた通関業者と呼ばれる代行会社に輸入手続を依頼することもできます。

引用:税関HPより
http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1101_jr.htm


 
 品目をちゃんとチェックしないで輸出入すると、大変なことになりますからね。実はその部品が輸出禁止品目だったり、、


 コンピュータ部品だと、輸出先によって制限等があったりするのですよね。その先でミサイル等の製造に使われたりする可能性もありますからね。。こちらにそんな意思がなくても。


 最近の隣国との話題もそうですね。輸出入は「優遇措置」がなくなると色々大変になります。

韓国への措置「禁輸ではない」 

 経産相の会見要旨
 政府は輸出管理を簡略化する優遇対象国から韓国を除外する政令改正を閣議決定した。世耕弘成経済産業相の記者会見での発言要旨は次の通り。

【関連記事】韓国「優遇対象国」除外を閣議決定 輸出管理を厳格化――閣議決定した理由は。「安全保障のための輸出管理制度の適切な運用に必要な見直しだ。粛々と手続きを進めた結果だ」

出典:日本経済新聞電子版 2019年8月2日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48114230S9A800C1MM0000/


 
 なお、輸出入の金額の多い会社には税関のチェックがきます。うちも来ました、、まさに税務調査ですね。金額大きくなると狙い撃ちされるのは世の常です。
  

 ちょっと話が長くなりました。上記のように通関士の仕事は、輸出入する物品の品目を法律で定められたとおりに正しく分類して通関書類を作成・税関に申請する業務です。


 そのため試験内容は、貿易という大きな物流の流れの中の「通関業務」という内容に特化しています。


 例えていえば、簿記試験と税理士試験のような感じですかね。簿記試験は簿式の仕分け、会計を幅広く学習しますが、税理士試験は税法や条文の細かい内容を問われるといった感じです。(税理試験にも簿記論、財務諸表論といった簿記試験に近い科目もありますが。)

 
 なので、貿易全体の仕組みやフローについて学習できる貿易検定の方が、初学者や通常の事業会社で輸出入をしている方にとって業務に直結するので有益だと思います。専門用語も理解できますしね。

 
 あとは、難易度ですね。貿易検定A級は受験したことが無いのでわかりませんが、通関士試験と貿易実務検定B級を比べると、通関士は超大変、B級は楽勝のイメージです。


 なお、通関士は難易度の割にはあまり収入には直結しないと思います。大手のグローバル物流企業や商社なら収入も良いみたいですが、通関専業の会社だとそうでもないとか。。

受験日・場所

  
 
 年間を通して5回受験日があります。現在は、3月、5月、7月、10月、12月ですね。ただ、B級は、3月、7月、12月で、A級は7月の年1回といった感じです。


 試験要領・概要・場所は以下から確認できますのでどうぞ。最新の情報を確認してください。

 
 日本貿易実務検定協会協会のHPを見る。



 たぶん、近隣の大学が試験会場になると思います。
 

合格点

 
 
 合格の点ですが、C級は前述のように、貿易実務(150点)、貿易実務英語(50点)の合計点の80%が目安になります。
 
 
 なお、本試験は完全に「暗記」の試験です。しかも、択一式の問題なので消去法による解答もできるので、やればやった分だけ点数は伸びます。


 ちなみに、貿易実務英語も選択式の問題なので、自分で英作文する必要はありません。英文も貿易実務に特化した定型のものが出題されるので、英語が苦手な方も慣れれば大丈夫です。決して難しくはありません。

合格率・難易度


 各級の合格率は以下の感じです。C級は60%位、しかも選択式なので決して難しくはありません。ただ、仕事についている人でも、ちゃんと学習しないと落ちると思います。


 なので、保有している人に対するイメージとしては、「この人には貿易とは、、INVOICEとは、、インコタームズとは、、等の基礎用語から教える必要はなさそう、一応勉強している人なんだ」という安心感のようなものもあります。


 あとは英語ですね。C級だとメールでやり取りする短文レベルの英語問題がでますので、英語が得意な方は有利です。とはいってもホントに限定された内容(貿易関連)のみなので、英語が苦手な方でも大丈夫です。


 英語は使う範囲が狭いほど学習効果が高まりますし、言い回しも同じなので、繰り返しテキストと問題集をやるとすぐに慣れると思います。TOEICや英検のように範囲が広くないので大丈夫。


<貿易実務検定A級 受験者・合格率>

試験日 受験者 合格者 合格率
2017年7月        110          42        38.2%
2017年12月        101          31        30.7%
2018年7月          72          28        38.9%


<貿易実務検定B級 受験者・合格率>

試験日 受験者 合格者 合格率
2018年7月        632         302        47.8%
2018年12月        690         375      54.34%
2019年3月        653         337      51.60%


<貿易実務検定C級 受験者・合格率>

試験日 受験者 合格者 合格率
2018年12月      1,792         681       61.32%
2019年3月      1,722         911       52.9%
2019年5月      1,064       1,099       64.0%

引用元:貿易実務検定協会HPのデータを元に作成
https://www.boujitsu.com/introduction/passrate


 最近の貿易実務検定C級のの合格率は、視覚化するとこんなイメージです。合格できると思いませんか。きっとできますよ~。

 貿易実務検定C級合格率


受験資格について


 
 C級に限らず、貿易実務検定は受験制限はありません。誰でも受験は可能です。

 日本貿易実務検定協会のHPで確認。
 

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貿易実務検定C級の受験申込・勉強方法

 

受験申込み


 郵送・インターネットでの申し込みが可能です。貿易実務検定協会のHPで申込します。


 なお、申込期限ですが、だいたい試験日の半月前が締切です。ちなみに、2か月位前から申込は可能です、早いですね。


 まだ、いいか、、とか放置しているといつの間にか期間を過ぎてしまった、、とかあると思ういますので気を付けてください。なお、受験料は以下の通りです。やや高い感じですね、、

  A級 B級 C級
  受験料    12,343円     7,150円     5,980円

引用元:貿易実務検定協会HP
https://www.boujitsu.com/introduction/detail

勉強時間


 勉強期間はだいたい3ヵ月位だったと思います。合計で30時間位ですかね。合格率から見ると意外かもしれませんが、最初は覚えることも結構あるので真面目に勉強しないと落ちる資格です。


 ただ、テキストを読んでいるだけだと飽きるかもしれませんので、セミナー等に行って実務の内容や貿易の留意点等を聞いてみると面白いと思います。

学習方法


 
 基本的には、後述するテキスト、問題集を繰り返せば合格できます。80%以上を確実に取る必要がありますので、1冊を繰り返し学習して正確に覚えた方が良いです。

貿易実務検定C級で使用したテキスト



図解 貿易実務ハンドブック ベーシック版 第6版 「貿易実務検定」C級オフィシャルテキスト



 貿易実務検定C級を受験される方は、初学者の方が多いと思いますが、このテキストで貿易検定の用語、貿易の際の仕組み等を体系的に学習されることをお勧めします。


 実務においても大事な内容が、非常に丁寧に書かれています。私も仕事で読み返すことも結構ありましたね。仕事用としても長く使える本だと思います。


 ただ、初学者の方にとっては量が多いと感じると思いますので、ゆっくり読んでください。なので学習は早めに開始されることをお勧めします。(一気にやろうとすると挫折の可能性大です。)


 なお、英語についてもよく出題されるフレーズ等が載っています。見て頂くとわかると思いますが、そんなに難しくはないと思います。B級になるともう少し長文になりますが、C級はやれば大丈夫です。

貿易実務検定C級で使用した問題集



改訂11版 めざせ! 貿易実務検定(R) 要点解説&過去問題



 試験問題は選択式なので、過去問題を繰り返せば点数は伸びます。過去問をやることによって試験形式に慣れますので、ぜひやってみてください。


 なお、過去問題の最新版は、貿易実務検定協会から購入できます。ただ、1年分ずつしかなく結構高額なので、これはC級では不要だとは思います。

その他の教材


 
 私は取引先の商社、物流会社のセミナー等によく行きましたが、JETRO(ジェトロ:日本貿易振興機構)のセミナーも結構有益で具体的な内容のものが多くありますので探してみてください。


 日本貿易振興機構(ジェトロ)のHPを見る。


 JETROは、実務の時にも情報収集のサイトとしてよく利用させて頂きました。海外へ輸出する際の税率や注意点等の情報が沢山ありますので、勉強がてら見るものも良いと思います。

受験本番での留意点


 
 問題はすべて選択式です。なので、消去法が使えますので確実に正解なものを埋めていくようにしてください。もし、わからなくても残りの選択肢から選べは正解率も高まります。


 英文は基本的に簡単なものばかりですが、あわてて解答するとひっかけのような解答がありますので、気を付けてください。


 解答で似たような選択肢があると思いますが、受動態、前置詞等の使い方に気を付ければ、文意を間違わないと思います。

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補足事項

 

受験理由


 
 冒頭でも触れましたが、輸出入の業務に関わることになり、海外メーカー、商社、物流会社、通関会社とのやりとりも頻繁に発生するので、貿易の知識が必要になったことが理由ですね。


 現在は、輸出入の仕事はしていませんが、海外での会社設立、出資等ではこの時の経験が役立ってますね。日本は島国ですから、これからも貿易の仕事がなくなることはないでしょうね。


 ちなみに余談ですが、B級も受験しようと勉強していましたが、経理・財務に異動になっため、途中でやめました。。ただ、B級もC級に合格された方であれば、合格はそれほど難しくはないと思います。


 なお、冒頭でも触れましたが、「通関士」の資格は難易度が高いです。もし、さらなるスキルアップにご興味がある場合には、取得後の具体的なイメージ(給料アップ、転職等)ができるかどうかを考えてみてください。

合格証


 なお、合格証書は以下となります、メールでPDF形式で送付されてきます。参考までに。賞状のような感じですね。


貿易実務検定C級合格証

 
 今回は、貿易実務検定C級について書きました。受験は少し前の時のお話ですが、試験情報については最新の内容を記載しました。本記事を読んで頂いた方の参考になれば幸いです。読んで頂いてありがとうございました。


 


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