この記事では、ANAの整備工場見学について書きますね。なお、以下の方に参考になるかもしれません。
あと、残念ながら、この記事を書いている2020年10月18日時点では、コロナの影響で見学は休止中です。早く再開できるとよいですね。
- 企業、工場見学が好き。
- 飛行機が好き。
- ANAの整備工場見学に興味がある。

ANAの整備工場は初めてだにゃ。

この前、JALの整備工場にも行ったよね。。

相変わらず、遊んでばかりね。。
私が、飛行機の整備工場に行こうと思ったのは、単純に飛行機が好きだからです。ただ、いつかは行きたいと思っていたものの、若干遠いので行く決断ができなかったのですよね。
では、なぜ決断できたのかというと、2020年2月の上旬頃だったのですが、コロナの影響で、航空会社の業績の見通しが危ぶまれるようになり、株価が下落してきたのですよね。
私は航空会社の株は保有していなかったのですが、飛行機が好きですし、ユーザーとしても利用していました。
また、社会人になって初めて国内線に乗った時に、乗務員の方の礼儀作法に本当に感動したことを覚えています。なので、いつかは航空会社の株を保有したいとは思っていたのですよね。
なので、会社の雰囲気や顧客サービスを知る機会にもなると思ったのと、コロナの影響も、この時点では、まだ本格化していない状況でしたので、行ってみようと思ったのです。
ちなみにですが、JALの工場見学も行きました。
ANAの工場見学について
ANAの工場見学の概要
引用:ANA工場見学のHPより
ANAの工場見学の概要は、飛行機と整備についての説明、整備関連のビデオ上映、整備作業中の飛行機の見学となっています。
ちなみに、見学料は無料です。また、売店もあってANAの記念グッズ等が割引価格で購入できますよ。売店にはANAの機体の垂直尾翼の大きなレプリカが置いてましたね。
ちなみに、Web上でも工場見学を体験できますよ。コロナの影響で現地での見学は現在休止中なので、こちらでちょっと体験してみるのも良いと思います。
ただ、ちょっとデータ量が大きい感じなので、Wi-Fi環境で観たほうが良いと思います。
引用:ANA工場見学のHPより
見学時間、場所について
見学時間
見学時間は1日4回となっています。土、日、祝日、年末年始を除く、9:30〜11:00、11:00〜12:30、13:30〜15:00、15:00〜16:30です。
ただ、コロナの影響のために、2020年10月現在では工場見学は休止中になっています。また、見学できるようになると良いですよね。そんなに先のことでもないことを期待してますが。
整備工場の場所
場所は、JR浜松町からの東京モノレールの「新整備場」で下車して、徒歩10分位です。JALの整備場の方が駅から近いですね。
引用:ANA工場見学のHPより
なお、Google mapで見ると分かりますが、JALの整備工場もすぐ近くにあります。ANAの整備工場から歩いて10分ほどです。都合がつけば、1日で両方楽しめますよ(笑)
なお、新整備場駅の地上出口はこんな感じです。すぐ近くを飛行機が通りますので圧巻です。なお、JALの整備工場の方が駅から近いのです。というか隣接している感じですね。
新整備場の出口です。出たらすぐに羽田空港が見えます。
出口の右手を見ると、すぐそばにJALの整備工場があります。
近くを通る飛行機が見えます。本当に、大きい!と思いましたね。
ここから、まっすぐ道なりに行くと陸橋があります。そこを越えて数分あるくとANA工場見学の看板が見えます。
整備工場(見学)の入口です。
整備工場側の建物です。
近くでみると、メンテナンスビルと書かれてますね。
入口すぐ横には売店と受付があります。売店ではANAのグッズが割引価格で購入できます。様子をお見せしたかったのですが、写真公開は不可とのことでした。
申込・予約方法
ANAの公式サイトから申込できます。私は株主やANAカード等の保有者のみだけ申し込めるのだと思っていたのですが、誰でも申込は可能のようですね。
ただ、見学対象者は、安全上の理由で小学生以上等の制限がありますので、予約前にご確認ください。早めに満席になってしまう感じですね。
なお、直前で空きがちらほらでるので、こまめにご確認されると良いと思います。
ANA機体工場見学(申込)
当日のスケジュールと内容
当日は、約1時間30分位のスケジュールになります。飛行機・整備の説明、整備関連のビデオ上映、格納庫内の見学という内容になっています。
飛行機と整備の説明、ビデオ上映
私が参加したときには、女性の担当の方がスクリーンに映像を映して説明してくれました。
部屋には飛行機の模型や、綾瀬はるかさんのポスター、なぜかガンダムの模型(1m位の大きさ)も置いてありましたね。ANAのコーポレートカラーの青いガンダムも結構良いですね。
FLYING HONUと綾瀬はるかさんのポスターですね。
色鮮やかな機体の模型。
整備工場をイメージしてますね。
通常のANAの機体のカラー。鮮やかな青がいいですね。
FLYING HONU。超大型機のA380ですね。早く活躍できる日が来ると良いですね。
ビジネスシートも試せますよ。
ガンダムの模型も展示されています。ANAのコーポレートカラーの青いガンダム、ほしい。。
そして、1m以上ある大きなガンダムの模型。やはり青が良く似合いますね。
ビデオ上演についてですが、整備についての内容が面白かったです。夜に戻ってくる機体を翌朝までにメンテナンスするために、スケジュール通り完了させる大変さが伝わります。
また、プロモーション映像が最初に上映されるのですが、それがまた、、すごい映像と音楽です。映画のCMのような感じですね。。スターウォーズのキャラクターも登場します!
JALの工場見学の時の映像と比べると、広報の方のフォース(営業力、宣伝力)を強く感じましたね(笑)。ほんと流石だと思います。でも、JALの手作り感あふれる映像も好きですけどね。
展示品エリアの見学
私が見学した時には、残念ながら展示エリアと思われる箇所が改修中でした。なので、残念ながらその様子はわかりませんでした。また、再開したら確認してみたいです。
ANAの格納庫内の見学
なんといっても、最大の楽しみは格納庫の見学です。20人位の3~4班にわかれて見学します。私の組で案内してくれた方は、元法人営業の方でした。
格納庫は本当に広くて圧巻ですね。また、すぐ近くで飛行機を見る事ができるので本当に見ごたえがありましたね。また、撮影等も自由にできました。
また、格納庫の外には出ることはできないのですが、格納庫の入口から羽田空空港に着陸する飛行機を沢山みることができますし、天気がよければ富士山も良く見えますよ。
ANAの機体工場見学の様子
初めての飛行機の整備工場だったので、結構写真を撮りました。担当者の方に確認したところ、売店や上映内容以外は、ブログ等に掲載することは自由とのことでした。
売店の前には、鮮やかで1m位ある垂直尾翼の模型があって、これを写真でお見せしたかったのですけどね。。ぜひ、ご自身で行ってみてください。
格納庫内の様子
格納倉庫エリアの様子はこんな感じです。本当に広かったですね。近くで飛行が見れるので圧巻です。ジェットエンジンは本当に大きかったですね!
整備工場に入ります。ここにもコーポレートカラーが。
整備工場は、本当に大きいですよ。
途中の通路にもコーポレートカラー。綺麗ですね。
近くで見る機体。大きくて美しい機体です。巨大なイルカ、シャチのようです(笑)
美しい垂直尾翼。大きいです。
いつまで見ても、飽きません。本当に美しい。
下に降りていきます。いよいよ近くで見れるようですね。
ジェットエンジンは圧巻です。ファイナル・ファンタジーの召喚獣アトモスのイメージ(笑)
翼が本当に近くで見れます。
機体が近いですね。すばらしい眺め。
正面からです。なかなか見れません。
ジェットエンジンはでかいです!
整備中のジェットエンジン。
ちょっと小型の飛行機、イルカのマークが。整備練習用の機体なのだとか。
上から見た景色です。
外には出れませんが、様子を眺めることはできます。天気が良いと富士山も見れますよ。
記念品、参考情報
他に参考になるかもしれない事や、後日談も書きました。
工場見学の記念品
記念品は入館証、パンフレット、ANAの機体のシールを頂きました。パンフレットは飛行機の整備について書かれています。飛行機は安全第一なので、日々のメンテナンスの様子が理解できて良かったです。
ANAの機体のシールは、飛行機の説明時にクイズ(2回)があるのですが、正解するともらえますよ。クイズは3択ですが、予想外の答えかも(笑)
日本航空(JAL)の工場見学について
JALの整備工場は、ANAの整備工場から歩いて10分ほどの場所にあります。なので、午前にANAの整備工場に行き、午後にJALの整備工場を見学することも可能です。
東京モノレールの「新整備場」は都内や近郊の方でも、何度も気軽にはいけませんよね。なので、一度に両方見ておくのも良いと思います。
ただ、お昼の場所が少ないのが難点です。JALの整備工場の近くには、空港を見渡せる眺望の良いレストランがありますが、ANAの整備工場は入口の売店だけだった感じです。
冒頭でもふれました、JALの工場見学の記事です。参考までに。
羽田空港第2ビル(ANA)の様子
羽田空港第2ビル(ANA)の展望デッキから撮影した動画です。飛行機を見ていると本当に楽しい気持ちになるのですよね。見ていて飽きないです(笑)
・羽田空港第2ビル(ANA)の日中の様子
・羽田空港第2ビル(ANA)の夜の様子
ANAについて、もっと知りたい方に
ANAについてもっと知りたい方には、以下の書籍等が参考になると思います。
JALに比べるとドキュメンタリー風のものは少なく、ビジネス本が多い印象ですね。私も営業の時にビジネスマナーの参考にすべく何冊か読みましたね。
そして、ANAファンにとって欠かせないのは、飛行機が到着したときに流れる、葉加瀬太郎氏が作曲したAnother Skyですよね。まさに名曲、名演奏。
私は小心者なので、飛行機が無事到着した時に、毎回ほっとして聴いてます(笑)
Another Sky
飛行機が苦手、怖いと思っている方に
ちょっと話題がそれますが、工場見学はいいけど飛行機は怖いと思われている方もいると思います。そんな方に、飛行機の安全性について参考までに。
私は小心者なので、飛行機について色々調べましたが、飛行機は片方のエンジンだけでも飛べるようですね。
主翼も90度位まで曲げても折れない強度と復元力があるそうです。主翼の先がバタバタしている時があって、折れるのではと思ったことがあるのですが、ある程度のしなりは仕様のようです。
また、見学の時に聞いた話ですが、飛行機の航路はエンジン等のトラブルがあっても不時着できるように、途中で着陸できる空港から一定距離内を飛んでいて、だいぶ安全性が増したそうです。
あとはよく聞く話ですが、自動車よりも圧倒的に事故率が低いとかですね。確かに空には障害物はないですし、レーダー等の技術も向上してますからね。
でも、両エンジンがだめになったら、、と思っていたらこの話を知ったのですよね。これで、なんだか安心できました。ちょっと単純ですが。
バードストライクで、全エンジンが完全に停止してしまうという絶体絶命の状況にも関わらず、機長の日頃の訓練と優れた判断力によって、無事ハドソン川に不時着して死傷者も出さなかったという実話です。
また、映画化されていて、AmazonPrime等で見ることができます。監督はクリント・イーストウッド、主演がトム・ハンクスなので、結構渋くて見ごたえがありました。

ハドソン川の奇跡(吹替版)
飛行機は絶対に事故は起こらないと断言はできませんが、万一トラブルがあったとしても対応することはできるのですよね。
また、出発前には整備チェックも厳しく行われていて、問題があれば出発ができませんので、トラブルのリスクは軽減できていますからね。
機長さんも、出発前は地上に降りて自ら飛行機を外からチェックしているそうですよ。
あとは、できるだけ日本の航空会社(JAL、ANA)に搭乗するということですかね。安全性、信頼性という点で日本の航空会社を選択することは重要だと思います。
日本では使われなくなった機体を、海外の航空会社に売却しているそうです。日本の航空会社は飛行機の整備・メンテナンスが良く、機体の状態も良いので中古での売却ができるそうですね。
ただ、機体は金属疲労等の劣化が発生するので、新しい機体の方が基本的には良いのですよね。その意味でも、日本の航空会社を使う方が安全性は高いと思いましたね。
ANAの株式購入について
冒頭で触れた、ANA株を購入する件はどうなったかについてですが、そもそもANAの便をよく使っていて好印象だったのですが、整備工場での印象も良かったですね。
大分前ですが飛行機を最後に降りた時のこと、ターミナルから見えなくなりそうになった時にふと後ろを振り返ると、CAの方がずっとお辞儀をされていて驚いたこともありました。
また、最初の方でも少しふれましたが、ANAの工場見学での映像は洗練されたCMのようでした。スターウォーズのミレニアムファルコン号やC-3POも登場して、お子さんやお父さんも大喜びでしたね。会社としての強いフォース(営業力)を感じました(笑)
あと、工場見学の際に移動した通路では社員を評価・表彰している社内報のようなものが掲載されていて、社内のチームワークや個人の努力を大事にしているのだなと感じましたね。
そして後日、ANAの飛行機に搭乗して乗務員の方の対応も良かったので、結局ANAの株を購入してしまいました。
株主優待は、コロナが落ち着いたら使いたいですね。カレンダーも頂けるのですが、デザインが良いのですよね。
ANAの上級会員について
さらには、SFC(スーパーフライヤーズ会員)という上級会員にまでなってしまいました。。もう単純ですね。。その体験談は、別記事で紹介するつもりです。
ANAは搭乗すると付与されるプレミアムポイントが一定以上になると、ステータスが上がっていきます。ステータスが上がると、優先レーン、ラウンジ等の特別なサービスが使えます。
引用:ANAのHPより
私は、プラチナまで到達しました。これ以上は無理ですね。よほど乗る人でないとダイヤモンドは無理です。。
プラチナステータスのカードです。
SFC(スーパーフライヤーズ会員)のタグです。
なかなか立派ですが、紛失したくないので保管しておきます(笑)
航空業界は依然厳しい状況ですが、きっと立ち直ると思います。自分で搭乗していて思うのは、やはり旅行や宿泊、美味しい食事は楽しいです。
リモートワークも進んでいるので、ビジネスでの需要は減少するかもしれませんが、航空業界の需要がなくなることはないですし、株価もきっと戻ると思います(笑)
コロナの影響は長くなるかもしれませんが、頑張って乗り切ってほしいですね。微力ながら私もANAを利用するつもりです。
今回は、羽田にあるANAの工場見学について書きました。本記事を読んで頂いた方に、何か参考になれば幸いです。読んで頂いてありがとうございました。
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