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【読書】メンタリストDaiGoの著作「超効率勉強法」を読んだ感想。

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この記事は約8分で読めます。


 こんにちは。どらねこです。本記事では、メンタリストDaiGoの著書である「超効率勉強法」を読みましたので、感想や思ったことを書きますね。


  私はかつて勉強が苦手だったことや、間違った学習方法をして失敗した経験があり、勉強法についての本を見つけるとよく読みますので、今回も手に取ってみました。


 なお、念のため補足しておきますが、本書の著者のDaiGoさんとは別に、同名のDAIGO(シンガーソングライター)さんもいますので参考までに。


 後者は、母方の祖父が第74代内閣総理大臣の竹下登氏であり、妻は女優の北川景子さんです。私は最初同一人物だと思ってました(笑)


 ちなみに、本書では、「世間で推奨されているが、科学的に見ると本当は効率が悪い」という勉強の事例として以下を挙げています。当てはまる方は本書が参考になるかもしれません。


科学的に見ると本当は効率が悪い勉強の事例
  • ハイライトまたはアンダーライン
  • 語呂合わせ
  • テキストの要約
  • テキストの再読
  • 集中学習
  • 自分の学習スタイルに合わせる
  • 忘れる前に復習する
これは、自分も当てはまるかも。。


 
 なお、本書は以下の方に参考になるかもしれません。すでに他の方の勉強法の本について読まれた方も新たな発見があると思います。


 

  1. 勉強法について知りたい。
  2. 科学的な裏付けのある勉強法を知りたい。
  3. メンタリストDaiGoの本を何か読みたい。



どらねこ
どらねこ

メンタリストDaiGoの本は初めて読むにゃ。

同僚
同僚

日本で唯一のメンタリストらしいね。

上司
上司

DaiGoとDAIGOは、どちらもイイ男よね。





  1. 著作名:最短の時間で最大の成果を手に入れる、超効率勉強法
  2. 著者:メンタリストDaiGo
  3. 出版社:株式会社学研プラス
  4. 発行日:2019年3月19日(第1刷発刊)

 

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この本を読んだ理由


 
 私は独学や資格学習が好きなのですが、勉強法について知るのも好きなので、過去にも何冊か勉強法について書かれた本は読んでいます。なので、勉強法についての本があると読みたくなるのですよね。


 また、著者であるメンタリストDaiGoさんは日本で唯一のメンタリストであり、科学的なアプローチでの勉強法にも興味がありました。私は心理学も好きなのですよね。
 


 なお、メンタリストDaiGoの略歴は以下の通りです。あまり関係ないかもしれませんが、猫好きで2匹の猫を飼っているようです。その点も猫好きな私にとっては良かった点ですね(笑)


【著者略歴】メンタリストDaiGo(めんたりすと・だいご)

 慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。人の心をつくることに興味を持ち、人口知能記憶素材系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。

 その後、活動をビジネスおよびアカデミックな方向へと転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活躍中。日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果をあげ続けている。著書は累計300万部、『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』(学研)ほかヒット作多数。

 引用元:「最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法」株式会社学研プラス

 

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本の内容と感想


 FP・証券

 

 いままで読んできた勉強方法の本とは少し内容が異なっていました。ご自身の経験だけでなく、海外の研究結果等も紹介されていて科学的なアプローチが多い感じです。

 過去に勉強方法の本を読まれた方も、新たな発見があると思いますし、自分も知らなかったことが多いと思いました。ほんと、勉強法に関してのアプローチは沢山ありますね。


 なお、私も知って良かったこと、印象に残った点をいくつか抜粋しておきますね。


 自己超越目標でモチベーションの質が変わる。

「この知識を学べば他の人の役に立つかもしれない」といった感覚が生まれ、つまらない勉強に大きな意味が与えられるからです。「自己超越目標」を使うには、勉強前にこう考えてみてください。

1.世の中をもっと良くする方法はないだろうか?
2.いま勉強していることが、そのためにどう役立つだろうか?

最大のポイントは「自分を超えた大きな価値」について考えることです。


 
 これは、大学受験の時には将来の職業や夢があるので、結構実践されている方もいるのではないでしょうか。ただ、社会人となりしばらく経つと、日々の仕事等の大変さから夢や自己超越的なものがだんだん減ってくるのですよね(笑)


 その意味でも、私同様に社会人の方が勉強のモチベーションを維持する上では参考になる考え方だと思います。特に難関資格等の長期的なモチベーションを要する時には有効だと思います。私も本書読んだあと、早速実践しています。
 
 

 モチベーションが高い人の中に身を置く。

 心理学の世界では、「人間の生産性は仲間の影響を受けやすい」という事実が知られていました。かつてハーバード大学が行った実験によれば、仕事量が少ないビジネスパーソンを生産性が高い同僚の隣に座らせたところ、たちまち作業の効率が17%もアップしたそうです。


 
 これも、よく言われることですよね。私も同意見です。優秀な諸先輩に色々教えて頂いたり、お客様から鍛えられた時がもっとも能力が伸びていたと思います。


 とはいえ、これも実践するには自ら率先しないとだめなので、結構強い意志が必要だと思います。若い時には、自分の意思とは関係なく厳しい部署に配置され、運よく鍛えられたのですが、年とともに惰性に行く感じは否めません(笑)


 ちなみに、ビジネスの世界では80:20の法則もあり、これも有名ですよね。利益の80%は全体の20%の優秀な社員によって生み出されているとか、どんな組織でも20%の人間はさぼっているとか、、色々面白いですよね。
 

 10分の昼寝でも脳は回復する。

  • 10~20分の昼寝:認知機能の向上に役立ち、集中力は生産性がアップする。
  • 30分の昼寝:浅い眠りの状態に入るため、疲労の回復などにも効果が出る。
  • 40~60分の昼寝:いまだデータ不足の段階だが、全身がリフレッシュし、いったん下がった脳機能がもとの状態に戻る。


 
 最近、昼寝の効果が色々なメディアでとりあげられていますが、私も実践中です。職場でも優秀な人は結構昼寝をしてますね。私も良い事は取り入れたいと思います。


 苦手意識を消す。

 苦手意識は学習の成果を著しく下げる。1998年から2011年にかけて行われた学力テストのデータをあらためて調べたところ、「女性は数学が苦手な生き物だ」との偏見をもつ教師に教わった生徒ほど、ハッキリと数学の成績が落ちていたのです。

 逆に、別の大学が行った研究では、「自分は数学が得意だ」と思っていた学生は、実際には他の生徒より数学のスキルが低かったとしても、よりねばり強く問題に取り組む傾向が確認されました。

 実際には能力が追いついていなくても、思い込みの力がモチベーションを大きく高める訳です。


 
 これは、まだ実践できていないことですね。しかし、苦手な科目は勉強を始めることが難しいのですよね。私の場合は語学なのですが、この考えをこれから実践していきたいと思います。

 

 「努力は報われないもの」と認める。

 努力にしがみつくと、あなたの中に成長マインドセットは生まれません。努力を必ず成功に結び付けてしまうような凝り固まった考え方も、硬直マインドセットの一種だからです。

 その代わりに大切にすべきことは、努力が報われない事実を認めたうえで、先ほど触れた「戦略」にフォーカスすることです。


  • 達成の可能性が高いゴールを設定する:達成できる自信が70~80%くらいが最適。
  • ゴールまでのステップを明確にする:毎日のルーティンを具体的に決める。
  • 戦略をレビューする:


 これらのポイントを守って戦略を立てると、自分がゴールに向かって進んでいる実感が得られ、頭の中に「小さな勝利」の体験が印象づきます。この積み重ねが「どうせダメだ」という硬直マインドセットをほぐし、成長マインドセットに繋がっていくのです。


 
 これも大事ですね。大きな目標だけ目指していると結果がでなくて疲れますからね。そして、自信喪失し、モチベーションも低下するという悪循環を生みます。


 私も経験したことがありますが、自分がコントールできないことを最初から目標にすると大抵失敗するのですよね。。なので、自分のできそうな小さなことを目標にして、小さな成功を積み上げ、自信をつけるという方法は非常に大事だと思います。


 たとえば、難関資格に合格したいということを目標にしても、日々の具体的な計画・タスクがなければ、進捗や結果も振り返りができず、モチベーションも維持することは難しいと思います。


 日々のタスクを決めて、進捗を振り返ることによって自分の勉強の達成感を得ることができ、モチベーションも維持できるのですよね。


 私もなんとなく理解できて、少しづつ努力を重ね成功体験を積み上げていった結果、その意味が少しはわかるようにはなりました。結果(合格)だけを漠然とした目標にするとモチベーションが続かないのですよね。。


  とはいえ最近は、自分もだんだんと細かいタスクを積み上げることを忘れがちで、改めて本書の内容を実践していきたいと思います。その意味でも本書は色々気付かせてくれる内容でした。


 なお、ここまで引用させていただいたコメントは断片的で一部のものです。本書を一読すると、シナリオが良くできているので理解し易いです。以下、本書の構成となりますので参考までに。


メンタリストDaiGoの「超効率勉強法」
  1. やってはいけない7つの勉強法
  2. 超効率勉強法の基本
  3. 勉強前7つのテクニック
  4. 勉強後5つのテクニック
  5. 勉強の効果をさらに高める7つの学習習慣
通しで読むと良く理解できるにゃ。


 
今回、ご紹介した本は、こちらです。




 今回は、メンタリストDaiGoさんの超効率勉強法についての感想を書きました。より効率的、科学的な勉強法を知りたい方にとって有益な本だと思います。本記事を読んで頂いた方に何か参考になれば幸いです。読んで頂いてありがとうございました。