受験して合格・取得した資格(2020年10月時点) 設備関連でお勧めの国家資格について

【読書】投資のプロが書いた本、「ハーバードビジネススクールの投資の授業」を読んだ感想。

スポンサーリンク
読書 ビジネス・資格・投資
この記事は約7分で読めます。


 こんにちは。どらねこです。本記事では、ハーバードビジネススクールを卒業して、長年にわたり資産運用業務を経験された方が書いた本読みましたので、感想や思ったことを書きますね。


 なお、以下の方に参考になるかもしれません。どちらかというと投資を経験していない方よりも、すでにある程度投資をしていて、自分のスタイルがある方の方が参考になると思います。

  1. 投資経験があり、自分のスタイルがある。
  2. 少しアカデミックな内容も参考にしたい。
  3. ハーバード大学基金の投資スタイルを知りたい。




どらねこ
どらねこ

少しアカデミックな感じがするにゃ。

同僚
同僚

自分のスタイルと対比すると良いかもね。

上司
上司

どらねこも、知的になるといいのだけど、、 



 

  1. 著作名:ハーバードビジネススクールの投資の授業
  2. 著者 :中澤知寛
  3. 出版社:株式会社CCCメディアハウス
  4. 発行日:2016年8月2日(初版発行)

 

スポンサーリンク

この本を読んだ理由


 
 何かの雑誌の記事で読んだことがあるのですが、アメリカの大学では卒業生の寄付金等で大学が資産運用もしているそうです。そして、ハーバードの大学基金は非常にパフォーマンスが良いということも書いてありました。


 私は、株式投資は5年ほど経験しており、自分なりのスタイルもありますが、なぜ、大学の基金がこのようにパフォーマンスが良いのかも知りたいと思いました。

 
 ハーバードビジネススクールは世界でも有数の大学院なので、知名度も高く、どんな考えで投資しているのかと興味もわきますよね。

 
 あとは、著者の方がハーバードビジネススクールを卒業しており、その後、東京海上で資産運用を長年経験されている点ですね。この方の経験や、資産運用者側の視点も知りたいと思ったことも理由です。


 投資を始めたころはあまり意識はしていませんでしたが、相場が急変する理由の一つは、大口の運用者の考えや動きが大きく影響しています。

 
 これを知ったのは会社の仕事で「出資」「為替」「デリバティブ」に関わったおかげなのですが、資産運用者も、結局のところ「雇われサラリーマン」であることを認識しておくと、相場が変動した際に、色々参考になると思います。


 もう少し補足すると、「サラリーマン」は他の人と異なる動きをすることは非常にリスクがありますよね。これは、資産運用に限らずですが、私同様にサラリーマンの方はすぐにイメージできると思います(笑)。


 なお、著者の方の経歴は以下の通りです。東京大学からハーバードビジネススクール。。私と違い頭の良い感じがしますね(笑)。

【著者略歴】中澤 知寛(なかざわ ともひろ)

 デルファイ・キャピタル・マネジメント 投資プロフェッショナル。ニューヨーク在住。1979年生まれ。小学校から高校まで米国ケンタッキー州で過ごす。2003年、東京大学法学部卒。2013年、ハーバードビジネススクール(HBS)を成績優秀者として卒業。

 大学卒用後、東京海上火災保険株式会社入社。依頼、一貫して資産運用業務に従事。国内外のストラクチャード・クレジット投資、米国支店駐在員を経て、HBSに留学。現在は、ニューヨークにて著名投資家の下、クレジット、オルタナティブから株式まで、幅広いアセット・クラスのポートフォーリオ・マネジメントに従事。


引用元:「ハーバードビジネススクールの投資の授業」株式会社CCCメディアハウス

 

スポンサーリンク

本の内容と感想


 FP・証券

 
 本書は難しい数式・数学等は一切使わずに、少しアカデミックな投資の考え方について、実在の投資家の考えや学者の論文を引用して説明してくれています。


 内容は、個人投資家が自分の投資方法を伝えるというものではなく、現実の事例に対して、論文等の論理的な裏付けをもとに説明していくという感じです。

 なので、まったく投資の経験が無い方が読むと、具体的なイメージが湧かないのであまり印象に残らないかもしれませんが、すでに自分で投資をしている方だと、自分の投資スタイルと対比できるので、結構気づきがあります。


 例えると、現場の叩き上げの人が、コンサルの人にこういう考え方もありますよ、という標準スタイル型の考えを、論文等を引用しつつ教えてもらうという感じです。


 なお、印象に残った点をいくつか抜粋しておきますね。


 実際、これまでの研究では、有名な大企業の株式(大型株)に投資するよりも、あまり聞いた事がない小規模の企業の株式(小型株)に投資する方が、長期的にはパフォーマンスが良いという結果がでています。


 
 これは、某国内有名ファンドの方も言ってましたね。そのファンドは、東証一部ではなく二部の中小銘柄に投資してパフォーマンスを相当上げていました。
 
 

 利益と損失は不平等

人間にとって、利益とは平等ではありません。例えば、100ドルを投資して10ドル儲かったポジティブな感情と、10ドル損したときのネガティブな感情では、同じ10ドルでも後者による心理的ダメージの方が大きいということです。

 投資において「リスクを全くとりたくない」方がいるのも、この認知バイアスが大きな理由の一つと言えます。また、いわゆる投資の「損切り」が難しいのもこのためです。


 
 これも、あらためて実感しますね。投資で失敗しないためのは「損切り」が必要ですが、これをどうやってできるかが大事です。なかなかできないのですよね。。
 

 ホットハンドと平均回帰性は、投資の様々な分野に登場する最重要のテーマの一つといえるでしょう。

 現在パフォーマンスの良い投資先は、今後、平均回帰して成長率が鈍化する運命にあるのか。また、パフォーマンスの悪い投資先は、平均回帰することで持ち直すのか。

 それとも、「今回こそは違う」「この投資先はこれまでとは違う」「このファンド・マネージャーはこれまでとは違う」といった論陣を張るのか。その見極めが、投資家にとって勝負を決めます。



 この、「ホットハンドの誤謬」、「平均回帰」は非常に面白いですし、私も大事にしている観点です。この平均回帰という点は、株式を購入するタイミングを計るうえで非常に大事なところです。
 

 雇われ投資家のインセンティブを理解する。

 同じ投資戦略を実行していても、インセンティブの異なる「誰が」投資しているかによって、パフォーマンスは変わりえます。また、投資家以外のプレーヤーのインセンティブと、それに伴う行動も、投資戦略を実行する上でパフォーマンスに影響を与えます。


 
 これもすごく納得感がありました。投資家、資産運用者といっても、いろいろな属性があります。そして、当然ですが資産運用者の大半は「雇われサラリーマン」ということです。


 サラリーマンの最大の利益はなんでしょうか?それを考えると、すごく面白いと思いますし、投資をするなら、その点を決して忘れてはいけません。


 なお、「雇われ投資家のインセンティブ」に関連するケーススタディとして、「東証の一部上場企業の入れ替え」があった時や、「親子上場」の銘柄への投資について書かれています。


 面白い事に、今まさに、東証でも一部上場企業の入れ替えを検討していますし、親子上場という意味では、「ソフトバンクグループ」が実際の良い例になると思います。


 「雇われ投資家のインセンティブ」という観点が、なぜ上記のようなケーススタディになるのか?興味のある方はぜひ読んでみてください。あまりにリアルに当てはまるので驚きますよ。


 今回、ご紹介した本は、こちらです。



 今回は、ハーバードビジネススクールを卒業して、投資業務を長年経験されいる方が書かれた本の感想を書きました。


 万人向けの本とはいえませんが、すでに投資をされている方には色々な発見がある本です。本記事を読んで頂いた方に何か参考になれば幸いです。読んで頂いてありがとうございました。

\お買い忘れはありませんか?/
ビジネス・資格・投資
スポンサーリンク
シェアする
Twitterも、のんびりとつぶやきます。
独学・資格学習と投資を楽しむ。