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【読書】情熱か論理か?「東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にはかなわない」の感想を書きました。

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情熱 ビジネス・資格・投資
この記事は約8分で読めます。

 
 本書は、プロゲーマーとして活躍されている、ときど(Tokido)氏の著作です。麻布高校、東京大学、同大学院を経てプロゲーマーという聞きなれない職業につかれているというのは、面白いし興味がありますね。しかも、文庫本なので、さらっと読めそうなので手に取ってみた次第です。

 
 ちなみにですが、プロゲーマーは対戦型のゲームが主戦場ですね。カプコンのストリートファイターですかね。YouTubeに結構UPされてますね。私も学生のころよくやりました。レバーを高速で正確に入力するのが下手で、最初は昇竜拳がまったく打てず、波動拳ですら失敗してました。そのため、「溜め」系のベガや、操作が比較的簡単な春麗を使ってました(笑)。なお、知らない方のために、以下、参考までに。


 ストリートファイターの公式HPを見る。

 



  • 著作名:東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にはかなわない
  • 著者 :ときど(Tokido)
  • 出版社:株式会社PHP研究所
  • 発行日:2014年7月29日(第1版第一刷)

 

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この本を読んだ理由

 

 東京大学については、ここで書かなくても、誰しも知るところの、日本で最も有名かつブランド力のある大学だと思います。


 この本は、タイトルが「東大卒プロゲーマー」となっており、少し変わった東大生であることは間違いないので、その点にも興味がわきました。

 
 ただ、読んでみたいと思った一番の理由は、受験勉強等の彼らの勉強方法等についての考え方、方法論を知りたかったからです。プロゲーマーになっている人なので、何か特別な人ではないか、参考にならないのではという思いもありましたが、敢えて、この方が書かれている内容から汎用的、共通的なノウハウを抽出することができないかと考えました。


 余談ですが、目次をサラッと見たときに、高校生活や大学受験についても書かれているようだったので、読むことにしました。なので、大学入学後や卒業後のプロゲーマー活動だけについて書かれていたのなら、読まなかったと思います。



ときど(本名:谷口 一 たにぐち はじめ)
1985年沖縄県那覇市生まれ。プロゲーマー。麻布中学校・高等学校卒業後、東京大学教養学部理科一類入学。東京大学工学部マテリアル工学科に進学、卒業。同大学院工学系研究科マテリアル工学専攻中退。2010年、日本で二人目となる格闘ゲームのプロデビュー。理論に裏付けされたセットプレイの構築を得意とし、複数のゲームタイトルで活躍する。年間に出場する国際大会は10を超え、海外大会での優勝回数は常にトップクラスを誇る。

出典:東大卒プロゲーマー 著者略歴より引用。


 
 著者略歴のとおり、麻布中学、高校を経て、東京大学、同大学院に進学しており、絵にかいたような受験エリートですね。


 おそらくですが、大半の読者の方は、なぜ、東大卒の安定した道を捨てて、プロゲーマーという日本ではあまり馴染みのない職業についたのかの方が興味があると思います。私も少し興味はありましたが、前述の通り、やはり彼ら(東大生)の勉強方法等に興味があり、この本から何か得られるものはないか、というのが読んだ理由です。


 ちなみに著者もそのあたりは、意識しているようですね。以下のように読者にも意図を説明されています。

 プロゲーマーになるまでの紆余曲折の詳細は本編に譲るが、僕はこれまで、次の問いに対する答えを明確にしないできた。「東大まで出て、なぜプロゲーマなのか」 初対面やインタビューにおいて、かれこれ数百回は聞かれてきたこの質問に、本書で初めて答えると同時に、僕がちょっと変わった人生のなかで得た教訓を、みなさんにも考えてみてもらえればと思い、本を書くことにした。

出典:東大卒プロゲーマー 4頁より引用


 まあ、このあたりは、タイトルの「情熱」に絡めてますね。しかし、本書を読んだ感触としては、この方は、「情熱」よりも「合理性」や「効率性」の方が強い感じがします(笑)。

 

 僕は東大時代に、手痛い失敗を経験している。自分の中に灯っていたすべての火が消え去るほどの、人生の暗黒時代と呼べるような時期を経験したのだ。
 その経験をきっかけに、僕は自分自身について深く考えることになった。結果、「合理性や効率化こそが成功への近道」と固く信じていた価値観が、すべて崩れさることになる。そして、プロゲーマーの道を選択した。

出典:東大卒プロゲーマー 5頁より引用


 以下は、参考になったところの一部です。

 浪人中、模試を受けていて発見してしまったことがある。それは、「格闘ゲー大会に比べれば、受験はラクだ」ということ。(中略)
 大学受験は、模試を受けると毎回、「あなたは合格ラインです」とか「あなたは合格率何%です」とかいう自分の立ち位置を教えてくれる。これをもとに調整しながら、何度でも挑戦できる。
 過去問で合格安全圏を出し続けられるようになれば、本番でも集中力さえできればまず合格できる。このおかげで、僕は心に余裕をもって2年目の試験を迎えることができた。

出典:東大卒プロゲーマー 87頁より引用


 そういわれると、なんだか気が楽になりますよね~(笑)。

 ゲームの場合、一発勝負は、運の要素が勝敗を左右する部分が結構大きい。かなり大袈裟にいえば、じゃんけんのようなものだ。(中略)
 そんな運頼りの単発勝負に比べたら、受験は模試をとおして何度でも受ける事ができるし、そのたびに実力を上げていって勝てるレベルに達すれば、本番で意味不明に負けるようなことはそうない。割合、実力本位なのである。

出典:東大卒プロゲーマー 88頁より引用


 これは、よく言われることですね。他の東大生の勉強本でも同じような内容が書いてありました。やはり、共通事項なのでしょうね。

 逆に、受験と格ゲーの共通点も発見した。「勝ちパターン」が似ているのだ。格闘ゲームに勝ちたいを思ったら、対戦相手の過去の試合を振り返り、その人向けの対策を練るのが鉄則。ウメハラ選手が相手なら、ウメハラ対策だけを徹底的にやり込む。それが勝つための最も効率的なルートであり、ほかのことに手をだすのは時間のムダ。

出典:東大卒プロゲーマー 88頁より引用


 これは、とても真似はできませんが、論理的に正しいですね。その通りだと思います。しかし、自分が現役の時はとてもこんなことはできない、、たとえ論理的には正しくてもね、、その意味はでは、やはり非常に「合理的」ですね。

 志望校を東大のみに絞ることは一見危険に思えるが、だからこそ東大対策が徹底され、合格可能性を高めることができる。勉強範囲を絞らず、複数の大学に合格できるような勉強をしていたら、東大模試の点数は間違いなく下がっていたことだろう。

出典:東大卒プロゲーマー 90頁より引用

 

 これは、AbemaTVの「ドラゴン堀江」で講師の方が同じことを言っていましたね~。ホリエモンも似たようなことを言っていて、さらに戦略性も考えてましたね。点数配分も非常に重要とか。

 東大の問題形式は伝統的に決まっており、過去の問題集を見ればそれは事前に把握できる。東大が出題しない問題をどれだけ解いても、それは東大合格率を高めてはくれない。だから基礎を固めたあとは、ひたすら過去問を解きづつけることが、東大合格の最短ルートになる。
 つまり、自分がやらなければいけないことを絞り込み、それを徹底的に反復練習する。その感覚はゲームも受験も同じなのだった。

出典:東大卒プロゲーマー 89頁より引用


 これも真理でしょうね。それだけ「情熱」をささげられるものがあるといいですよね~。私もスポーツでは少し経験がありますが。

 何かに真剣に取り組むと、たとえそれがゲームであっても、いつの間にか、成功するための「型」のようなものが身につく。これが実は、まったく別のことに生かせる「応用力」のタネなのである。自分では気づかなくても、身に着けた型が応用力として開花するのだ。
 知らぬ間に、ゲームが僕に授けてくれたもの。そのおかげで、僕は東大にも入れたし、大学に入ってからも思いがけない成果を上げることになる。

出典:東大卒プロゲーマー 91頁より引用





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本の内容と感想


 やはり、何かに成功するには、一つのことに集中すること、そして「合理的」「効率的」に行動することだということが、よく伝わりました!なんか、「情熱」よりも、やはりこちらの方が印象が強い感じがします(笑)。


 この本の面白いところは、ゲームが好きで(特に対戦ゲームで勝つことが)、そこからの知見を受験や研究に活かしていったことですね。特別意図はされていなかったようですが、結果的にそうなっていたようですね。


 私も学生時代はゲームが好きで(対戦ゲームではなく、RPG(ドラクエ、FF)でしたが、ゲームから得た知見を活かし、、なんてなかったですね(笑)。


 ただ、この方は、RPGではなく対戦ゲームが好きだったので、相手にいかに勝つかということを考えるので、現実世界での勝負(受験、研究等)でも活かせたのでしょうね。たぶん、RPGだったらこうはならなかったと思います(笑)。


 なお、本記事では触れていませんが、副題のように「情熱」の大切さについてもふれています。そして、「情熱」のために、成功もあり、また、大きな失敗もされています。内容は読んでみてください。決して成功ばかりではない(むしろ非常に大きな失敗を経験)この方の経験が書かれています。ある意味、この方の人間的なところが良く出てますね、、


 最後にですが、本を読むときに何を得たいのかは、人それぞれだと思いますが、私は冒頭に触れたとおり、「情熱」とか「プロゲーマー」に興味があったわけではなく、「受験」、「学習方法」、「効率」等の彼らの知見を知るために読みました。

 
 そして、期待通り、やはり東大に合格する方の経験や知見は、色々参考になる点がありました。情熱も確かに伝わりましたが、やはり、本当に「合理的」「効率的」でした!(笑)。

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